麹は日常の中で何気なく使われていますが、その素晴らしさを知っていますか?麹がもたらす健康と美味の秘密に迫ります。
麹とは、蒸した米や麦、大豆などに麹菌を付着させ、繁殖しやすい温度、湿度などの条件下で培養したものです。味噌や醤油の発酵と熟成に欠かせないものです。麹に含まれている酵素は、消化や吸収を促進したり、腸の善玉菌を増やしたりして腸内環境を整えてくれる働きがあります。腸は美容と健康の鍵を握る臓器!腸の働きが活性化することによって、肥満防止や免疫力アップの効果が期待されます。
手軽に取り入れられる麹レシピで、料理の中に麹の効果を感じてみましょう。
「塩麹」を作ったことはありますか?とても簡単に作れます。
材料(作りやすい分量)
・ 麹┅500g
・ 塩┅150g
・ 水┅適量(ひたひたの水)
1、麹のかたまりをしっかりほぐす。
2、麹と塩をよく擦り合わせます。←この工程が1番大事です!
※清潔な手で直接すり合わせた方が、旨み成分が増します。ご家庭ではぜひ。
3、保存容器に入れ、水をひたひたまで加えて、かき混ぜる。
4、ふたをして常温で熟成させる。1日1回程度かき混ぜる。
(夏は約1週間、冬は10日~2週間ほど)
水位が下がっていたら加水し、麹が水にひたっている状態を保つ。
甘い香りや旨み・甘味が出てきたら完成です!白色からクリーム色になります。
料理に使うときは、いつもの塩の量の倍量で味付けしてみてください。
※塩小さじ1/2だったら、塩麹小さじ1使用
当院では、手作りの塩麹をコロッケやハンバーグ、メンチカツ、麻婆豆腐など様々な料理の調味料に使っています。いつもよりも肉の臭みが取れ、お肉が軟らかくジューシーになって好評です。ぜひ、ご家庭でも気軽に試してください(^^♪
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