当院では、食材を50℃のお湯で洗っています。
50度洗いとは、
別府市がご出身の蒸気エンジニアリングを専門になさる平山一政先生が低温スチームの研究のなかで発見された方法です。別府市の鉄輪に位置する富士屋ギャラリーで、低温スチーム料理教室が行われており、そのインストラクターコースを当院栄養士が取得中です。病院の食事は、一部保険診療でまかなわれており、食材にかけられる費用は決まっています。その限られた中で、患者様にミネラル豊富で栄養価が高く、酸化、糖化を防ぎ体の免疫バランスを損なわないようなお食事を作ることを日々模索しております。
50度洗いにより、
- 硫化ジメチルが揮発し、野菜の生臭みをとる
- 魚や肉の表面の酸化した油がとれ、その生臭い原因のアミン系の匂いも揮発する
- 表面に付着した農薬、ワックス、雑菌が10分の1に減る
- ペクチンの架橋により、野菜がシャキシャキする
- 気孔が開き、外から水分を取り込む
- アミラーゼが活性化し、野菜、果物が甘くなるなどの効果があるようです。
大腸菌が多いもやしも、50℃のお湯で洗って、スッキリ・シャキッと!臭みなし!!
ぬくぬく
旬のふきもアクやえぐみをとって、美味しくなーれ!
ぽかぽか
是非皆さんもお試しください。